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線引きの練習では、最初は大きく書いて少しずつ小さく書くという事を進めています。何事も粗大行動から始めていくという事が発達障害を抱えた子ども達には大事になってきます。
最初はクレヨンなどでも構いません。とりあえずは数をこなすようにして下さい。「その日、出来ても、次の日はできない」という事は、発達障害の子ども達には良くあることです。それが、無くなるまでは、同じことを何度も何度も続けて下さい。クレヨン、鉛筆の持ち方もこの時期からしっかりと持てるように教えてあげて下さい。
矢印の方向なども重要です。これはどっちに向いているか、どの方向に向かって書いたら良いか、などもきっちりと教えてあげて下さい。
線引きの注意点ですが、「手で書く」のではなく「腕で引く」事を心がけて下さい。
私が見てきた子供たちの中では、手首だけ動かして書いてしまう子どもたちが大変多いです。それでは可動範囲が狭く長い線などは引けません。
腕全体を動かすイメージで書かせてあげて下さい。最初はふらつきは感じますがスムーズにかけるようになります。本人が感覚をつかむまでは「腕で引く」をやってみて下さい。手首を使って書くのはその感覚が身についてからです。